脂肪燃焼にはカプサイシン

 

 

トウガラシのダイエット効果が注目されています。トウガラシを食べると体が温かくなってきます。体の芯から体温を上げて代謝を高め、脂肪の燃焼を高めると一般にはいわれていますが、どれくらいの脂肪燃焼効果があるのかは、まだ意見が分かれている部分もあるようです。
トウガラシの有効成分は辛味成分であるカプサイシンですが、これは体に入ると活動や興奮をつかさどっている交感神経を刺激します。その結果、酵素のリパーゼが分泌されるというのが、トウガラシを摂取したときの基本的な体の反応です。
リパーゼというは分解酵素の一種です。脂肪を分解させる機能を持っていますが、分解するだけでエネルギーとして消費する、脂肪燃焼機能は持たないため、脂肪を減らすためにはトウガラシを摂ったあと、一定の有酸素運動を行う必要があるという意見があります。
しかし一方では、逆の意見もあります。脂肪には、エネルギーを貯蔵する機能を持った「白色脂肪細胞」と、エネルギーを消費して発熱作用を持つ「褐色脂肪細胞」とがあります。トウガラシを摂ることで交感神経が刺激されると、この褐色脂肪細胞が活性化して発熱し、脂肪がエネルギーになって消費されるという説です。
褐色脂肪細胞は成人の体内には存在しないと考えられていましたが、近年になってオランダの研究チームによって発見されました。まだ結論は出ていないようですが、この発見がトウガラシのダイエット効果の裏づけになるのではと注目されています。